七夕の行事食といえば、そうめん。由来には諸説(織姫のはた織りに見立てた、天の川の姿に見立てた等々)ありますが、本日は「分とく山」野﨑洋光さんによるそうめんを中心とした献立をご紹介しましょう。
「冷しゃぶ麺」の豚薄切り肉は熱湯にさっとくぐらせて水にとって洗った後、80℃という低めの温度をキープしてゆでると、冷めても堅くなりません。豆乳や練白ごまなどを合わせたたれは、冷蔵庫で5日ほど持ちます。
「あさりおから」は、最後の工程であさりを煮すぎると堅くなっておいしくないので注意しましょう。
「きゅうりの酢のもの」の二杯酢は、冷蔵庫で1週間ほど持つので、あらかじめ作っておくと便利ですよ。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。
【材料 2人分】
・そうめん(乾麺) 4束(200g)
・豚薄切り肉 150g
■たれ
・豆乳(成分無調整) 200cc
・練り白ごま 50cc
・醤油 40cc
・砂糖 大さじ2
・にんにく(すりおろし) 小さじ1
・ラー油 少量
■合わせ薬味(作りやすい分量)
・みょうが 3個
・わけぎ 2本
・大葉 10枚
・かいわれ大根 1パック(80g)
・しょうが 30g
【作り方】
1:合わせ薬味を作る。わけぎとみょうがを小口切りにし、大葉をせん切りにする。かいわれ大根は根元を切り落として2cm長さに切り、しょうがを粗いみじん切りにする。
2:氷水に1を浸けて全体に混ぜ、2~3分さらし、ざるに上げて水気をよくきる。
3:保存容器にペーパータオルを敷き、2を入れ、冷蔵庫で保存する。約1週間は日持ちするが、できるだけ早めに使いきるのがおすすめ。
4:豚薄切り肉を熱湯にさっとくぐらせ、表面のアクなどを落とす。水にとって洗う。
5:80℃の湯に4を入れ、3分ゆで、水にとって水気をきる。
6:ボウルに練りごま、醤油、砂糖、にんにく、ラー油を入れ、豆乳を少しずつ加えて溶きのばす。
7:たっぷりの湯でそうめんをゆで、水にとってもみ洗いし、水気をきる。
8:器に7を盛り、5と合わせ薬味ふたつまみをのせ、6を添える。