和久井千鶴さん (料理教室主宰)
音楽と料理を楽しむコミュニティ
スタインウェイ&サンズが2台並ぶリビングルームに友人たちが集い、その音色を楽しむ。ピアノ奏者は和久井さんの娘・冬麦さん。現在、コンサルタント会社に勤務しながら演奏活動も行う。
左から、安本由佳さん(軽井沢PR誌ライター)、横山典子さん(「軽井沢オークハウス」フラワーコーディネーター)、愛犬チャッピーを抱く和久井千鶴さん、藤野典子さん(「ウォームフォレストスパ」アロマテラピスト)、ペットマン節子さん(ライフスタイリスト)。娘の冬麦(むぎ)さんがウィーン国立音大予備科入学を機にウィーンへ渡り、12年間を過ごした後、アメリカのボストンへ。
そして5年前帰国する際に、長く過ごした海外の気候ともよく似た軽井沢に惹かれ、もともと別荘として所有していた現在の家に移住したという和久井千鶴さん。
ご自宅で音楽会を開いたり、ウィーンで料理を学んだ経験を生かして料理教室を開催し、友人たちと集う日々です。
クヌーデルとグーラッシュ、白アスパラガスムース、ザッハトルテなどのウィーン家庭料理を振舞う。ウィーンを代表する食器「アウガルテン」と、軽井沢の草花を用いた横山典子さんのフラワーコーディネートでテーブルセッティング。「ウィーン在住時は、よくホームコンサートを開いておりましたので、別荘建築の際も、同じようなホームコンサートができる家にと考えて設計を依頼しました。当初は、建てた際に入れたスタインウェイのピアノ1台でしたが、その後、娘が海外で使っていたピアノを置いて2台に。
ウィーン時代の音楽仲間が訪れて演奏してくれたり、談笑した後にゲストのかたが即興でピアノを弾き始めたりと、リラックスした雰囲気の中で音楽を楽しんでいます」(和久井さん)。
コミュニティを通して輪が広がり、尊敬する先輩がたからの後押しもあって教室を始めることができたという和久井さん。軽井沢の自然の中で、素敵な仲間と心豊かに暮らしています。
今回のサロンのホスト、和久井千鶴さんは、自宅でウィーン料理の教室を不定期で開催。詳細は、「C-Studio ワン」のホームページ(https://www.cstudio-one.com/)、もしくはTEL:0267(31)5040まで。