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伝統工芸

日本橋で見つけた、現代の暮らしに取り入れたい老舗の逸品

2019.07.18

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古き時代の名残りを伝える街に
今も続く老舗を訪ねて


日本橋を語る上で、外すことの出来ない“老舗”という存在。古き時代より受け継いできた伝統的な技術を活かすだけでなく、今らしさを取り入れ続けることで、多くのお店がのれんを守っています。

「時代が変わり、街並みが新しくなることで、伝統を守りながら作られた物たちにもその変化の息吹が吹き込まれたんだと感じました」と平野さんが話してくれたように、新しい時代への順応性が新たな価値観を生み出し、より精度の高い仕事がなされた品々が私たちに届けられるのです。


そんな日本橋の路地に一歩足を踏み入れると、長い歳月を経ても変わることのない風景が目に飛び込んでくるのも魅力のひとつ。旧町名などを探りつつ夫婦で江戸文化が香る新しい名品を探してみました。

日本橋さるや「上角楊枝(千両箱入)」
手作りの丈夫さを愉しむ贅沢



日本唯一の楊枝専門店である「さるや」の上角楊枝は、クロモジ(楊枝の材料)を熟練の職人が一本ずつ丁寧に手で削って作ります。先端は細く、木の弾力性を活かした折れにくい仕上がりが特徴です。また箱への文字入れも可能で、若い書家による手書き文字も入れられるようになるなど、進化をみせています。1200円。

日本橋さるや 東京都中央区日本橋室町1-12-5 TEL:03-5542-1905 営業時間:10時~18時(月~土) 定休日:日曜・祝日

 

伊場仙「しけびき扇子」
伝統的な色を現代の涼に



天正18年(1590年)創業という日本橋でも老舗中の老舗・伊場仙の逸品。職人の手技によって江戸の伝統色である錆さび御お納なん戸どを用いた渾身の新作です。無地のほかにトンボやひょうたんの柄物もおすすめです。下:しけびき扇子5400円中央:江戸扇子「全国推奨観光土産品」入賞作品( 瓢箪)6300円 上:スペイン扇子(ヴァレド)葵の御紋入り4万5000円

伊場仙 東京都中央区日本橋小舟町4-1 TEL:03-3664-9261 営業時間:10時~18時(月~金)11時~17時(土) 定休日:日曜
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