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レシピ

大暑の今日は「てんぷら近藤」に教わる車海老の天ぷら

2019.07.23

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【作り方】


1:頭の殻をはずす。頭全体をちぎらず、腹部との境目の殻が離れているところをつまんで、殻だけをはずす。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)


2:殻から出ている胸部のつけ根に爪を入れて、前脚ごと胸部をつまみ取る。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

3:腹部から出ている背ワタを引っ張って抜く。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

4:尾びれと尾節(尖った殻)を寄せて、長さの半分を切り落とす。尾節を包丁でしごいて水分を抜く。尾節に水を残しておくと、揚げた時に油の中ではねてしまう。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

5:腹部の殻の1節目をむき、次に残りの殻をむく。最初に1節目だけを取ると、残りが楽にむける。また、尾びれとひとつ上の1節は残す。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

6:身の内側に切り目を4 つ入れる。包丁の重みだけで短く、浅く切る。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

7:背側の身を両手の指で強くつまみ、皮をはじけさせて身をプリッと押し出す。3~4か所行う。冷凍海老の場合は、ペーパータオルで水分を拭き取る。こうすると身がまっすぐになり、揚げても曲がらない。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

8:下ごしらえした海老。揚げ油を火にかけ、190℃に温める。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

9:尾びれを持って薄力粉をまぶし、箸でトントンとはたいて余分な粉を落とす。尾にはつけない。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

10:尾びれを持ったまま、ころもにくぐらせる。尾にはつけない。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

11:そのまま、190℃に温めた油に入れる。背側を下に向けて、身をまっすぐに伸ばすように入れる。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

12:活け海老は裏に返さず、1 分弱揚げ続ける。冷凍海老の場合は、数回裏に返しながら、中心まで火を入れる。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

13:取り出して紙にのせ、油をきる。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

14:活け海老の場合は、2で取りおいた胸部に薄力粉のみをまぶす(ころもはつけない)。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

15:揚げ油の温度が下がっていたら190℃に上げ、14を入れて1分ほど素揚げにする。最初は沈むが、火が入れば浮いてくるので、揚げ上がりの目安とする。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

●目指す揚げ上がり:活け海老は、身の中心が半生でねっとりした柔らかさに。胸部は香ばしく、カラリと揚がって軽さがあると、よい揚げ上がりです。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

 


「天ぷらが上手に揚げられない」という悩みに答えるレシピ本。教えるのは、銀座の名店「てんぷら近藤」主人。使うのは、ご家庭のフライパン。使う揚げ油は、高さ3cm分。これで、絶品の天ぷらが作れます。この本では、野菜や魚介、かき揚げ36種類の天ぷらの作り方を、”動画のように”細かくプロセス写真で追って解説するので、どなたにも分かりやすく、作りやすさバツグン! 天丼や天茶など、天ぷらを使ったアレンジメニューもご紹介します。

『「てんぷら近藤」主人のやさしく教える天ぷらのきほん』近藤文夫(著)

近藤文夫(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/日置武晴
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