料理研究家・重信初江さんの著書『ぜんぶ 卵レシピ』は、タイトルどおり卵料理のレシピだけで編まれた1冊。基本は鶏卵ですが、なかにはうずらの卵を使ったレシピもあります。
鶏卵はご説明するまでもなく、たんぱく質やビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養素が豊富なスーパーフードですが、実はうずらの卵は、鶏卵よりも各種ビタミンが豊富で、特にB12は約5倍も含まれているのだとか。
そんな実力派、うずらの卵を今日はピクルスにしてみましょう。香味野菜も一緒に漬け込んで。
濃厚なうずらの卵とさっぱりしたパプリカとセロリの相性はバッグンで、カレー粉のスパイシーな香りがまた食欲をそそります。冷蔵庫で4~5日保存できるので、たっぷり作って召し上がれ。
【材料 10個分】
・うずら卵の水煮(市販) 10個
・赤パプリカ(小さめのダイヤ形に切る) 1/2個分
・セロリ(筋を取って2cm長さの棒状に切る) 1/3本分
・A [ローリエの葉 1枚/水 1カップ/酢 1/3カップ/砂糖、カレー粉 各大さじ1/2/塩 小さじ1]
【作り方】
1:ボウルにうずら卵の水煮、パプリカ、セロリを入れる。
2:小鍋にAを合わせて煮立て、1 に注ぎ入れ、そのまま漬ける。冷めたら食べられる。
どのご家庭の冷蔵庫にも入っている身近な食材「卵」を使った、アイデアあふれる61品をご紹介。得意ジャンルの幅広い料理研究家・重信初江さんが、和・洋・中・エスニックと、バリエーション豊かに教えてくれるので、毎日作っても飽きません! T・K・G(卵かけご飯)バリエーションや煮卵などの作りおき、目玉焼きや温泉卵などの基本料理など内容満載。かばんにもすっぽり入る新書サイズも特徴です。
重信初江(著)
定価:本体1,100円+税
撮影/伏見早織