くたくたに炒めたなすに、バルサミコ酢をからめるだけ。作り方はいたって簡単ですが、ワインのおつまみに、あるいはパスタの副菜にと活躍してくれるのが今日の一品「なすのバルサミコ酢マリネ」です。
出来たてもおいしいのですが、2~3日たって味がなじんだものはいっそう美味。ひんやりトロ~ンとした舌触りが病みつきに。夏の間ヘビロテしそうです。冷蔵庫で1週間ほど保存できるので、どっさり作りおきしてみてください。東京・恵比寿の人気イタリアン「アガペ カーザ マナカ」真中シェフのレシピです。
【材料 2人分】
・なす 2個(360g)
・ピュアオリーブ油 80cc
・にんにく 1かけ(6g)
・赤唐辛子 1本
・塩 ふたつまみ
・砂糖 大さじ3/5
・バルサミコ酢 大さじ1と1/3
【作り方】
1:にんにくはつぶす。赤唐辛子は中の種を除く。なすは1cm幅の輪切りにする。
2:フライパンにピュアオリーブ油となすを入れて2分ぐらい炒める。
3:フライパンを傾けてにんにくと赤唐辛子を入れ、にんにくが淡く色づくまで弱火で炒める。
4:塩、砂糖、バルサミコ酢を加え、ひと煮立ちしたら火をとめる。冷蔵庫で1週間保存可。
「アガペ カーザ マナカ」真中シェフの『PASTA』は、基本のトマトソース、オイルソースからクリーム系、煮込みソース、ニョッキ、リゾットまで、パスタ料理全100レシピ収録の決定版。「ちょっとしたことだけど、とても大事」というプロのテクニックも余すところなく紹介しています。
真中陽宙(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/白根正治