8月8日はさまざまな記念日になっています。語呂がいいし、ゾロ目ですしね。食品がらみだけでも「白玉の日」「タコの日」「ブルーベリーの日」……そして「パパイヤの日」。
輸入物は通年ですが、国産パパイヤはやはり夏が旬。今日はパパイヤを使ったレシピをピックアップしてみました。
その名も「とろとろカプレーゼ」。ご存じのとおり、本来のカプレーゼはトマトとモッツァレッラチーズの薄切りを交互に重ねるものですが、ここではリコッタチーズ、トマトのマリネ、そしてパパイヤを組み合わせているのが特徴です。夏らしい甘美で贅沢なカプレーゼ。おもてなしの前菜に、これは大喜びされそうです。東京・恵比寿の人気イタリアン「アガペ カーザマナカ」真中シェフのレシピです。
【材料 2人分】
・フルーツトマト(皮を湯むきして8等分に切る) 3個
・リコッタチーズ 125g
・牛乳 大さじ1/2
・パパイヤ 1/4個
・生ハム 2枚
・バジルの葉(粗く刻む) 1枚
・にんにく(すりおろす) ごく少量
・塩、黒こしょう 各少量
・エクストラヴァージンオリーブ油 適量
【作り方】
1:トマトをボウルに入れ、にんにく、オリーブ油小さじ1、塩を入れてよく混ぜ、冷蔵庫に入れて5~15分おく。
2:別のボウルにリコッタチーズと牛乳を入れ、泡立器で混ぜて柔らかくのばす。
3:パパイヤは皮をむいて種を除き、食べやすく切って器に並べる。生ハムの細切りをのせ、2をスプーンですくってのせる。
4:1を汁ごとかけ、バジルを散らす。黒こしょうをふり、オリーブ油適量をかける。
真中シェフのロングセラー『PASTA』は基本のトマトソース、オイルソースからクリーム系、煮込みソース、ニョッキ、リゾットまで、パスタ料理全100レシピ収録の決定版。「ちょっとしたことだけど、とても大事」というプロのテクニックも余すところなく紹介しています。
真中陽宙(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/白根正治