家庭画報の通販「家庭画報ショッピングサロン」バイヤーがご紹介する、季節のイチ押し商品。今回は、四季の花々になぞらえた吉祥文様を表現した、天然木(秋田杉)の組子のお膳です。ホームパーティでのおもてなしにぴったり! 華やかさと手仕事の温もりに溢れた、家庭画報オリジナル商品開発のストーリーです。
卓上のステージ「和膳」で、華やぎと温もりのおもてなし
「和膳」はもともと料理店で出されるような、演出用の配膳台として使われてきました。熟練の手業によって仕上げられた“魅せる”お膳です。
昨年冬、家庭画報ショッピングサロンでご紹介した『組子のお膳 和膳「華やぎ」(大)』
専門家をも満足させる、上質な器として、家庭用にと提案させていただいたのは、昨年の冬でした。お値段を考えても販売はなかなか苦戦しそう。「個人向けの販売には難しいかな」と弱気なスタートでしたが、そんな不安は杞憂で、多くのご注文をいただくことができました。
これは、皆さまが日ごろからテーブルコーディネートを楽しまれ、食卓に歓びを見出されていらっしゃる証。販売に自信を深めたのでした。そこで、今回は、初回登場のサイズを大として、中と小サイズを加えて3サイズでご提案しています。
左上から時計回りに、大、中、小サイズ。アクリル製の梨地プレートは取り外すことができます。
手業で組む、吉祥文様でハレ!
もともと「組子」は、建具に用いられてきた伝統技法。“葉鉋(はがんな)”と呼ばれる組子用の特殊な鉋で細工した薄く小さい木の板を、文様の外枠内に一つ一つ組み込んでいくことで、端正で美しい吉祥文様が完成します。
組子専用の「葉鉋」を駆使して、薄い板に切り込みを削り出します。
薄い板を文様の外枠を埋めるように組み込んで、吉祥文様に仕上げていきます。
熟練の職人による、気の遠くなるような地道な作業の繰り返しによって成る吉祥文様。組子のお膳 和膳「華やぎ」では、吉祥文様を四季の花になぞらえて表現しています。
左の「胡麻」柄を雪の結晶(冬)、隣には「桜」亀甲(春)に見立てて表現しています。
左の「竜胆」を朝顔(夏)、その隣の「麻の葉」文様を桔梗(秋)に見立てて表現しています。
そんな手仕事の温もり溢れる吉祥柄を備える「和膳」は、おもてなしの気持ちを、華やぎと温もりで演出してくれます。
大湊文吉商店 組子のお膳 和膳「華やぎ」 (大・中・小) 21,600~32,400円 商品の詳細・ご購入はこちら:
http://shop.sekaibunka.com/shop/g/g18142076500/ Information
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「家庭画報ショッピングサロン」インテリア班バイヤー 江口 隆一
インテリア、器、手仕事ジャンルを主に担当。カタログ『快適生活具』は、13年間担当させていただいています。 好きな言葉は、“God is in the details(神は細部に宿る)”。