脚をお洒落に彩るタイツは、秋冬のファッションの小道具として欠かせないアイテムです。 ボトムスとブーツの間に個性的なカラーを効かせたり、シックなドレスに華やかなタイツを合わせたりと、今年らしくコーディネートをセンスアップしてはいかがでしょう。
●お話を伺った方々
福助 広報・IR室 大関麻実さん
アツギ 商品広報担当 山先薫さん
ワコール 広報・宣伝部 中澤泰子さん
ウォルフォード PR 佐澤里江さん
大人のカラータイツは「ほのかな透け感」が鍵です!
黒やグレーなどのダークトーンの装いが主流となる季節、足元にお洒落のスパイスを足してくれるカラータイツ。 マスタードやワインレッドなど、秋冬らしいインパクトカラーを思い切って楽しんでみたいものですが、 「カジュアルな印象になりがち」、「ちょっと個性が強すぎて……」と敬遠する女性も多いのでは? そんな方にこそ挑戦していただきたいのが、今季流行の兆しがある薄手のカラータイツです。
◆コーディネートに抜け感が生まれる「超薄手」タイプ
この秋、福助の「FRANTICA closet(フランティカ クローゼット)」コレクションから、ストッキングとオペイクタイツ(肌の色が透けないタイツ)の中間の透け感をコンセプトにした「インタータイツ」という新たなカテゴリーが登場。一般的に薄手といわれる30デニールよりもさらに繊細な、22デニールを実現しました。 「ほのかに素肌が見えることで、足元に抜け感が生まれることが一番の魅力。深みのあるカラータイツに上品なグラデーションが、エレガントなカラーリングを演出します」(大関さん)。キメ細かく繊細な編み目を採用することで、低デニールでも色ムラが出にくく、美しい発色を叶えました。
あでやかな女性らしさが薫るプラム。「FRANTICA closet インタータイツ 22デニール シアータイツ(プラム)」600円 ※上の写真のほかホースグレー、ブラキッシュブルー、ディープパープル、ブラック、チャコールブラウンの全6色展開/福助
◆絶対にはずさない大人の鉄板カラーは?
コーディネートの差し色として楽しみたいという方には、トレンチコートなどとも相性の良い、マスタードやワインレッドがおすすめ。 カラータイツで圧倒的な人気を誇るのは、薄手の30デニールです。マットになりすぎないシアーな質感なので、子供っぽくなりがちなウォームカラーも洗練された印象に。
タイツのカラーによって、同じトレンチコートに合わせてもぐっと印象が変わります。上:「FRANTICA closet 極みニュアンスカラー30デニール シアータイツ(ダークワイン)」600円 下:「FRANTICA closet 極みニュアンスカラー30デニール シアータイツ(オリーブオイル)」600円/ともに福助
◆色ムラになりにくい、はき方の簡単テクニックを教えます!
低デニールのタイツは、黒をはじめ濃い地色ほど色ムラになりやすいもの。そこで、「当社の社員おすすめの手軽な裏技を、ズバリお教えします」と、福助の大関さんが伝授。その裏技とは、タイツをはく前にウエストと足先部分を持って、思い切り伸ばすだけ(写真)。
「タイツは生産工程において、熱を加えて生地表面のキメを整えています。しっかりと伸ばして編み目を広げることで色ムラが軽減し、はきやすさに繋がります。洗濯をした後も繊維が収縮するため、同じように引き伸ばしてからはくことで、美しいニュアンスカラーが楽しめます」(大関さん)。