エンターテインメント

『人形の家 Part2』に出演。永作博美さんが演じる、あの名作の“その後”

2019.08.02

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演出家・栗山民也さんとは2016年の舞台『頭痛肩こり樋口一葉』(作/井上ひさし)に続いてのタッグとなる。

――それにしても、永作さんの変わらぬ透明感とキュートさにはびっくりです。来年50歳になるなんて信じられません。


「自分でもびっくりです(笑)。50歳って、もっとどっしりしたイメージがあったんですけど(笑)。舞台、映画、テレビ……それぞれの面白さを味わってしまったので、今後もジャンルを限らず、この仕事をして生きていきたいなと思っています。なおかつ、こうやっていただいたお仕事に関しては何かしら上乗せして、絶対に皆さんに楽しんでもらえるものにしたいですね」

――今後挑戦してみたいことは何でしょう?

「自分の特技というか、調理師免許を持っているので、それを生かせる調理人の役とか、やってみたらどうなんだろうと思っていて。役柄が持っている知識や技術を何か月か勉強して、なんとか撮影に間に合わせる……みたいなことが多いので、自分にできることを持って芝居ができたらどうなるのかな? こなれたところからスタートできたら、もっと面白くなるんじゃないかな、と想像しています」

――永作さんの料理人役、見てみたいです。今回の舞台でいちばん楽しみにしていることはどんなことですか?

「舞台上でノラとして生きて、ノラの言い分をすべて言い放ったときにどんな気分になるんだろう?というのは楽しみですね。それでみんなを納得させているわけではないんだけれども、“この人はこういう人なのね”ということを知らしめるには十分、好きなことをはっきりと言っています。この人は自分の道を生きているんだなあと感じます。4つの世代、4つの立場の人が出てくるので、きっとどんな方に観ていただいても、感じるところ、思うところがあると思います。お怒りになるところもあるかもしれませんが、きっと“なるほど”と思う部分もあるはず。劇場で味わっていただけたら嬉しいです」

永作博美/Hiromi Nagasaku 

俳優
1970年、茨城県出身。「ribbon」としての歌手活動を経て、女優デビュー。舞台、テレビドラマ、映画、CMなど幅広く活躍し、2010年公開の映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』と2011年公開の『八日目の蝉』で、数々の映画賞の主演女優賞に輝く。また2015年公開の映画『さいはてにて―やさしい香りと待ちながら―』で台北映画祭最優秀主演女優賞を受賞している。前作に続いて吹替えを務める映画『ペット2』日本語吹替え版が2019年7月26日より公開中。
『人形の家 Part2』

8月9日~9月1日/紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 全席指定/8000円 U-25チケット/4500円 O-60チケット/7000円 お問い合わせ/パルコステージ 電話03-3477-5858

9月6日・7日/北九州芸術劇場 中劇場 9月11日/富山県民会館ホール 9月14日~16日/ロームシアター京都サウスホール 9月20日/メディキット県立文化センター(宮崎県立芸術劇場)・演劇ホール 9月23日/穂の国
とよはし芸術劇場PLAT主ホール 9月26日/電力ホール(仙台)

作/ルーカス・ナス 翻訳/常田景子
演出/栗山民也 出演/永作博美、山崎 一、那須 凜、梅沢昌代
http://www.parco-play.com/web/play/dollshouse2/
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