『マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展』
マリアノ・フォルチュニ《オペラジャケット》と《デルフォス》
ともに1920年代 神戸ファッション美術館蔵コルセットから女性の肢体を解放する、繊細なプリーツを施した軽くてしなやかな絹のドレス《デルフォス》を発表し、20世紀の服飾界で一躍寵児となったマリアノ・フォルチュニ。
ちなみに絹地は日本産であった。
アトリエもあった邸宅を美術館としているヴェネツィアのフォルチュニ美術館から、約30点のドレスやコートを含む所蔵作品が日本で初公開されている。
服飾・染織デザイナーであり、画家、版画家、舞台芸術家、写真家でもあった、近代のダ・ヴィンチとも称される多才な彼の全貌に迫る。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2019年9月号掲載。
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