エンターテインメント

鈴木亮平さん、2年ぶりの舞台出演で団地の小学生役に!?

2019.08.22

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鈴木亮平さん

俳優になれば、全身でフィクションの世界に入れる


しかし、そんな鈴木さんも、児童会長を務めていた小学校6年生のときに、普通ではない経験をしている。

1995年1月の阪神淡路大震災だ。


住んでいた兵庫県西宮の家はそれほど被害を受けなかったものの、「周りはひどい状況でした」。小学校の体育館は避難所となっていたため、卒業式も校庭で行われた。

「中学を卒業するくらいまで、街からグラウンドも公園も消えていました。全部、仮設住宅が建っていましたから。年齢は僕より少し上なんですが、実は蓬莱さんも兵庫県出身で“渦が森”というのも実際に神戸にある地名。もしかしたら蓬莱さんが育ったところなのかなと勝手に想像しています。

プロットを読んだかぎりでは、震災後の団地が舞台の思春期になりかけの子どもたちの話になりそうです。作品を観るたびに、なんでこんなにも人間を描けるんだろう!?と感じていた蓬莱さんが書き下ろす台詞を、早くしゃべってみたいです」

おおらかでまっすぐな人柄が、笑顔に滲む鈴木さん。『シティーハンター』というテレビアニメにはまって声優になりたいと思うようになったのも、まさに小学6年生の頃だそう。

中学に入って映画を観始めると、「声だけじゃなく、全身でフィクションの世界に入れる俳優のほうが楽しそうだな」と思うように。

東京外国語大学進学を機に上京し、大学時代は「お芝居ってどんなものだろう?」とやり始めた演劇にのめり込む一方で、いつか自分も絶対に出たいと思いながら、映画を年間400本くらい観ていたという。
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