2.シトロン
「シトロン」で人気の、「ストラッチャテラとトリュフペーストのオープントースト」16€。©︎Valérie Lhommeシャンゼリゼ通りの「ギャラリー・ラファイエット」で南仏風ランチを
2019年3月にオープンした、百貨店「ギャラリー・ラファイエット」シャンゼリゼ通り店は、大規模なデパートというよりは、トップブランドを中心とした、大型のセレクトショップのようなつくり。観光客も利用しやすいコンパクトさです。
テーブルのディテールにまで、南仏らしい爽やかさが感じられる。©︎Roberta Valerio南仏の田舎をイメージした店内
こちらの2階の、シャンゼリゼ通りに面した一角にあるカフェが「シトロン」です。フランスの若手ファッションブランドで、今、最も注目されている「ジャックムス」のデザイナー、シモン・ポルト・ジャックムスがデザインした店内は、日光が燦々と差し、心地よい明るさに満ちています。南フランスの田舎で生まれ育ったジャックムスが、郷愁を込めてイメージした「地中海沿岸」が、インテリアと料理の中に表現されています。
「ツナとオリーブオイル」10€。©︎Valérie Lhomme地中海を感じさせる南仏料理が揃う
タプナードやブッラータ、クレタ島産のフェタチーズのサラダ、サラダ・ニソワーズ、フォカッチャなど、シンプルかつ地中海沿岸らしさいっぱいの一品料理ばかりです。キャビア専門店「カスピア」とコラボレーションしたお店なので、もちろんキャビアもオーダーできます。
「ホテル・ムーリス」スターパティシエ、セドリック・グロレ作の「シトロン」25€。©︎Valérie Lhommeあの名ホテルのパティシエが手がけたデザートとは?
デザートの目玉は、「オテル・ムーリス」のスターパティシエである、セドリック・グロレによる「シトロン」。名前のとおり、見た目はつやつやと可愛らしいレモンそのものですが、中身は食べてからのお楽しみ。驚かれること間違いなしです。SNS映えするこのデザートのために、この店を訪れるファンが絶えません。
「シトロン」のほかにも、パリの人気パティスリー「ストレール」や「ア・ラ・メール・ド・ファミーユ」のデザートが揃い、どれもおすすめです。
日光の差し込む明るい「シトロン」の店内。©︎Roberta Valerioバカンスシーズンの8月でも朝から夜まで営業しているので、ショッピングの途中にブランチや遅めのランチをとるのに、ぴったりのお店です。
Citron
60 avenue des Champs-Elysées, 75008 Paris
電話 +33 (0)1 83 65 61 08
営業時間 10時30分~22時(月曜・日曜~21時)
定休日 なし
※予約不可
https://www.cafecitronparis.com