では、いただきます!
中村:野菜に味がついていないので、しっかり混ぜていただきます。
加藤:ラーメン二郎で言うところの“天地返し”ですね。ハハハ!なんで麺を手繰ると「ふぅ~」ってしちゃうんだろ(笑)。冷たい麺なのに、癖って怖いですね……おいしい!
中村:でしょう? おいしくないものは紹介しませんから(笑)。
冷やしすぎない、ことがおいしさの秘密
加藤:ごもっともです(笑)。それにしても、このレモングラス豚、最高ですね! 肉も入っているのにさっぱりと食べられるから、夏の疲れが残っている人でもこれなら食も進む上に、しっかり栄養が摂れそう。
中村:ダイエットを気にしないのであれば、お肉をもっと入れてもいいと思います。ポイントは冷やし過ぎないこと。冷たい麺料理ではあるものの、冷やすと味がぼやけるし、肉の脂が固まってしまうので。
どんな麺とも合うのが嬉しいレシピ
加藤:なるほど。このパクチーとミントがまた、爽やかに効いてますね。実は僕、もとはパクチーが苦手だったんですが、今では家の土鍋でカオマンガイを作るときに欠かせない食材になってます。
中村:生のもやしを使っても、シャキシャキしておいしいですし、もちろん他のお肉や野菜を使っても大丈夫。辛みが欲しいときや、途中で味を変えたいときは、タバスコやチリソースをかけるといいですよ。
加藤:いいですね~。残っている素麺も使えるし、簡単で見た目もきれい。暑さがまだ残るこの時期にはもってこいの麺料理ですね!
●レシピ・作り方おさらい●
ベトナム料理「ブンチャ」
【材料 2人分】(A)豚肉の香草炒め
豚肉120g、生レモングラス3~4本、にんにくひとかけ、砂糖大さじ1/2、ナンプラー大さじ1
(B)フライドオニオン
玉ねぎ、塩・こしょう各適量
(C)盛りつける野菜
レタス、トマト、きゅうり、パクチー、ミント各適量
(D)麺(今回はビーフンを使用)
(E)つゆ
砂糖大さじ2、ナンプラー大さじ2、酢大さじ2、にんにくひとかけ、唐辛子1本 水適量
【作り方】(1)生レモングラスをみじん切りにする。(A)の調味料と混ぜて、豚肉によくもみ込む。マリネした豚肉をフライパンでしっかり焼く。
(2)玉ねぎをくし形に切り、軽く塩・こしょうをしてフライパンで炒める。
(3)(C)の盛りける野菜のうち、レタスときゅうりとトマトを食べやすい大きさに切る。
(4)ボールに(E)の材料を入れ混ぜ合わせる。味見をしながら、好みでナンプラーや水を足し、味を整える。
(5)(D)のビーフンを茹で、水にさらした後、よく水をきる。
(6)器にビーフンを入れ、(A)(B)(C)を麺の上に盛りつけのパクチーとミントを手でちぎって上にのせる。
(7)(E)のつゆを作り、麺が半分ほど隠れるまで注ぎいれたら、でき上がり。
野菜がたっぷり取れ、ダイエットにもぴったりなヘルシー麺「ブンチャ」、ぜひお試しくださいね。
さて、次回は……
なんと、加藤さんが考案した特製レシピを公開! 自ら料理を作って中村先生に採点していただきます。どうぞお見逃しなく!