2000点以上ものブリュックとヴィルカラ作品を所蔵
【エスポー近代美術館(EMMA)】
UFOを思わせる《フトゥロ》の前で、小林さんも宇宙人と交信中⁉1960年代に印刷工場として建てられた広大な敷地の一角に2006年にオープンした「EMMA」は、国内最大規模の展示室面積を誇る美術館。
近現代美術やデザインの企画展を随時開催しています。
ヴィルカラの代表作《ウルティマツーレ》は輸送用の木箱に並べて。タピオ・ヴィルカラルート・ブリュック財団のコレクションを所蔵し、保管・展示・作業の場が一体となった公開スペースは、わざわざ足を運ぶ価値のある充実ぶりです。
写真:Ari Karttunen/EMMAタピオ・ヴィルカラルート・ブリュック財団の常設展示《ヴィジブル・ストレージ》では、テキスタイルの名作《セイタ》も展示。2019年5月から9月にかけて中庭では建築家マッティ・スーロネンが設計したプレハブ住宅《フトゥロ》が公開されています。
ユニークな外観が目を引きますが、キッチンやバストイレといった実用性も備えた1960年代の名作です。
エスポー近代美術館(EMMA)
住所:Ahertajantie 5,Tapiola Espoo
TEL:+358-43-827-0941
開館時間:11時~18時(水曜・金曜は~19時、土曜・日曜は~17時)
休館日:月曜
URL:https://emmamuseum.fi/