「生涯現役」で輝く人生を 第2回(全5回) 90代を現役で活躍する女性たちは、なんと生き生きと輝いているのでしょう! 高齢になっても元気に過ごすために医療や栄養の専門家が注目するのが、50代からの「筋肉づくり」。将来の健康を左右する筋肉の重要性と、筋肉のもと、たんぱく質をしっかり摂れる三食の特別献立をご紹介します。
前回の記事はこちら>> 「何でも食べるから元気なの。虫歯も入れ歯も一本もないのよ」―料理研究家 鈴木登紀子さん(94歳)
鈴木さんの94年の歩み
1924年(大正13年)青森県八戸生まれ。三男三女の末っ子。料理上手な母・千代のもとで育つ
1947年(昭和22年)結婚し東京へ。専業主婦として一男二女の子育てに追われる。近所で鈴木家の料理がおいしいと評判になり、料理教室を始め、次第に有名になる
1970年(昭和45年)『きょうの料理』(NHK)に初出演し、46歳で料理研究家となる。50~60代は料理教室とテレビ出演、雑誌の取材などで多忙を極める
2004年(平成16年)80歳を過ぎて「ばぁば」の愛称で親しまれるようになる
2013年(平成25年)NHK放送文化賞を受賞
2019年(令和元年)自宅で月に10日の料理教室を開催中
【日常を離れてリフレッシュ。今は亡きご主人とのスイス旅行】
ご主人の定年後に行き始めた毎年3週間のスイス旅行は、10年続いたよい思い出。