きものダイアリー

新作歌舞伎「幻想神空海 沙門空海唐の国にて鬼と宴す」へ

2016.04.14

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Bettyokoのきもの日記 第3回

歌舞伎座「四月大歌舞伎」夜の部 「幻想神空海 沙門空海唐の国にて鬼と宴す」 

夢枕獏さんが17年もかけて完成させたという小説「幻想神空海 沙門空海唐の国にて鬼と宴す」が舞台化され、新作歌舞伎が誕生しました。 




主役を演じるのは、「陰陽師」や「阿弖流為」など、これまでも新作に積極的に挑戦してきた市川染五郎さん。 留学僧として唐に渡った若き日の空海が、友人の橘逸勢とともに楊貴妃の謎に迫る、ファンタジックなストーリーです。 

当時の唐の国の首都・西安といえば、シルクロードを通じて西欧の文化が流れ込んだ国際都市。 物語にも街角でペルシャのダンスを披露する大道芸人が登場するなど、さまざまな文化が混在する、最先端の刺激的な街であったことがうかがえます。 歌舞伎には「恋湊博多諷(通称「毛剃」)」という、大陸からの文化の終着点であった長崎や博多の風物が楽しめる演目がありますが、 今回の新作でも、楊貴妃役の中村雀右衛門さんはじめ、女方さんの衣裳は、フリルやレースがあしらわれ、イヤリングまでつけていて、とても華やかでした。 観劇をする側も、フリルは流石に難しそうですが、きものや帯の柄に、シルクロードを思わせるちょっとオリエンタルな要素を取り入れると良いかもしれません。
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