現場では小栗さんが常に監督の近くに。その小栗さんを見て、ほかの出演者も集まり、いろいろなことがすぐ話せる状況だったという。蜷川監督の、武器を少なく、一番の得意技を使わないという挑戦
クランクインの前日に、本作の話からものづくりの話まで、長い時間をかけて話したという小栗さんと蜷川監督。クランクイン前日は、どの作品でも不安になるのだとか。本作は特にそうだったといいます。重い話だったことに加え、「今回は得意なことだけではやらないぞと思っていたから」。「手持ちの武器が少ない状態」で臨んだ本作。それは、蜷川監督にとって「ビジュアルだけに目がいかないようにしたい、一番の得意技をフルに使わない」という挑戦。その結果、「すごく面白かったですね。スタッフもキャストも、いいところを全部ちゃんとキャッチできた」作品になりました。
女性からすると、「太宰ってホントにひどい。最低」となってしまう可能性は大。でも実は、太宰こそが3人の女性に振り回されているのでは、とも思え……。
「それぞれの女性の覚悟の持ち方みたいなものが描かれていて、意外と爽快感があると思うんですよね。女性の視点がふんだんに入っているので、面白く観ていただけるんじゃないかなと。終始重たい物語というわけではないから、ぜひ観にいらしてください」
蜷川実花/Mika Ninagawa
写真家・映画監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映像作品も多く手がけ、本作のほか『さくらん』、『ヘルタースケルター』、『Diner ダイナー』の監督を務めた。2020年には初監督ドラマ『FOLLOWERS』がNetflixで配信予定。アジアを中心に大規模な個展を開催し、人気を博す。現在、個展「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」が全国巡回中。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事。
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