雑誌『きものSalon』のイベント、「サロン ド オペラの会」にて。思いきって手に入れた松尾鏡子作の紬は私の一張羅。繊細な金糸入りのめがね織で丸洗いが不安でした。忙しい私にぴったりの 簡単、安心、頼れる
きもの主治医がみつかりました!
大切なきものを長く美しく着るためには、メンテナンスが欠かせませんね。読者の皆さんと楽しい一日を過ごした今年6月の『サロン ド オペラの会』(上写真)には松尾鏡子さん作の紬を着ていた私。
帰宅して掛けてみると衿にファンデーションが……。これまで5回ほど着用したのですが、作家ものだけにちょっと不安で、まだ一度も丸洗いもしていませんでした。
これは早めの対処が肝心。信頼できてすぐに手当てしてくれる悉皆屋(しっかいや)を探したところ、ネットで申し込めるクリーニング通販がよいとの噂!
いくつかのサイトから一番安心できそうな「きものtotonoe(ととのえ)」に決定。ちょうど黄変が目立つ母譲りの紬があり、それが何の紬かが知りたくて、匠診断がついたスタンダードコースを選択してみました。インターネットなので通勤電車の中で申し込みが完了。
以下、実録でご報告します。
今回お願いしたのはこちらの2点
母譲りの紬には気がつくと至る所に黄変(おうへん)が。以前丸洗いしましたが落ちませんでした。さて今回は?匠診断で何の紬かわかると嬉しいなと思いました。
衿にファンデーションをつけてしまった大事な紬。作家もののお手入れは繊細な織りや糸の風合いを損なわないかとても心配で、これまで一度もメンテナンスできていませんでした。