カレーの日の副菜って、意外に迷うもの。野菜サラダが無難ではありますが、ときには変化も欲しいですよね。ならばインドの常備菜「アチャール」を作ってみてはいかがでしょう。
野菜をスパイスと共にオイル漬けにしたアチャールは、少量でも刺激的な酸味と辛み、マスタードシード特有の香ばしさが特徴。保存のためにも、塩をきっちりきかせるのがポイントです。
本日は、なすとゴーヤ、2種類のアチャールをご紹介しましょう。日本でいえば漬けもの的な感覚で、副菜として食べてもいいですし、カレーに混ぜて味の変化を楽しんでも。またカレー以外にも、ご飯のお供としても秀逸ですよ。『「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理』より。
【材料 作りやすい分量】
・なす(1cm角に切る) 3本分
・A [にんにく(すりおろし) 3かけ分/しょうが(すりおろし) 2かけ分/青唐辛子(みじん切り)※ 2本分]
・酢 大さじ4
・サラダ油 100cc
・塩 適量
・ホールスパイス [マスタードシード 小さじ1/2]
・パウダースパイス [パプリカ 小さじ1/カイエンヌペッパー、ターメリック、フェヌグリーク(あれば) 各小さじ1/2]
※ししとうで代用可。
【作り方】
1:フライパンにサラダ油を軽く温め、ホールスパイスを入れて蓋をする。はねがおさまったらAを加え、中火で香りが立つまで炒める。
2:弱火にしてパウダースパイスと塩小さじ1を加え、全体になじませる。なすと酢を炒め合わせ、蓋をして1~2分蒸し煮にする。
3:蓋を開け、なすが吸った油が再び出て、照りが出るまで炒め、塩で味をととのえる。しっかり冷ましてから保存容器に入れる。