「手土産には私自身が大好きでお取り寄せしているものや、信頼を寄せている老舗の美しい和菓子を選ぶことが多いです。そして、そこに季節感をプラスするよう心がけています」とはアロマテラピースペシャリストの日下部知世子さん。アロマテラピーをベースにした化粧品ビジネスにおいてもご活躍です。 お花見や新しいスタートのお祝いなど集いの席が増える春。日下部さんおすすめの手土産は「クロイソス」の工芸茶です。「一つ一つ職人が丹誠込めて作る芸術品。お湯を注ぐと茶葉とともに美しく花が開きます。味わうだけでなく、水中花のように目でも楽しめるので、季節にちなんだものを選ぶようにしています。春は日本人が大好きな桜の工芸茶も素敵ですね」。 ガラスポットに熱湯を注ぐと中国緑茶の茶葉とともにキンセンカと桜の花が開く「櫻花恋歌 サクラサク」。「中国緑茶のやわらかな風味は洋菓子はもちろん、和三盆の干菓子や練りきりのような和菓子ともよく合います。一日の締めくくりを工芸茶とともに優雅に過ごしていただけるように、会食の手土産にもよくお持ちしています」と日下部さん。
箱に詰め合わせてフォーマルなギフトに。個装されているので気軽なギフトとして一つ贈るのもよし。左から「エリタージュ」520円、「スカーレット」630円、「サクラサク」1550円、「ラヴィアンローズ」830円、「フローラルバスケット」830円。木箱は別途620円(すべて税込み)/クロイソス銀座本店
日下部知世子(くさかべ・ちよこ)さん
1978年より、フランス、マダガスカルなどでアロマテラピー(芳香療法)・フィトテラピー(植物療法)を学ぶ。1988年より国内・海外を含めたスパ施設のプロデュースやコンサルティングを行う。芳香&植物療法、安全な原材料を軸にした化粧品開発をしている。 表示価格はすべて税抜きです。
撮影=角田 進(静物)
『家庭画報』2017年4月号掲載
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