シュワシュワの炭酸の喉越しとピリリとくる生姜の辛味が体を刺激してくれるジンジャーエール。生姜のジンゲロールという成分は体が冷えるのを防いでくれる効果があり、胃腸の調子を整えて食欲不振を解消する効果も期待できます。冷たいものの摂りすぎや空調で体を冷やしがちなこの時季にうれしいドリンクですよね。
そんなジンジャーエールをアレンジしたのが「ジンジャーエールほうじ茶」。
お茶用パックに入れたほうじ茶としょうが、きび砂糖をお湯で煮出して作るシロップと炭酸水をミックスすればできあがり。ほうじ茶としょうがの風味がよく合い、香ばしくてコクのある大人の飲み物です。お好みでライムやすだちを絞り入れても美味ですよ。日本茶インストラクター・本間節子さんの『あたらしくておいしい日本茶レシピ』より。
【材料 作りやすい分量】
・ジンジャーほうじ茶シロップ [ほうじ茶 8g/水 350cc/しょうが 40g/きび砂糖 60g]
・炭酸水(無糖) ジンジャーほうじ茶シロップの4倍量
【作り方】
1:ジンジャーほうじ茶シロップを作る。ほうじ茶は大きめのお茶用パックに入れる。鍋にほうじ茶のパック、水、しょうがの薄切り、きび砂糖を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして5分煮る。
2:お茶のパックを取り出し、保存びんに入れて冷蔵庫で冷やす。
3:グラスに氷(分量外)を入れ、2のジンジャーほうじ茶シロップを入れ、シロップの4倍量の炭酸水を加える。
この1冊で日本茶のある暮らしがぐっと広がります。抹茶だけではなく、煎茶、ほうじ茶、抹茶、和紅茶に炭酸、ハーブ、柑橘、甘味を加えたり、凍らせたり。ビタミンやカテキンが豊富に含まれる日本茶をもっとおいしくいただく、47のアイディアが詰まっています。
本間節子(著)
定価:本体1,300円+税
撮影/西山 航