スイートピーとスズランで作る可憐なアレンジメント

11月3日の贈り花

出回り始めたスイートピーを友人宅への手土産に

大好きなスイートピーの季節が今年も始まりました。最近のスイートピーは新しい品種がどんどん登場し、セレクトに迷うほど種類が豊富になっています。まるで蝶が舞うようなひらひらした花びらの動きも愛らしく、束ねてブーケにしても、アレンジに使っても軽やかな雰囲気が魅力的。これから2月くらいまで、スイートピーをふんだんに使えると思うとうれしくなります。

友達の家を久しぶりに訪ねるので、手土産のお花を、というオーダーをいただき、届いたばかりの「みやびのかなで」という新種のスイートピーを束ねることに。これはスイートピーの産地の一つ、宮崎県のオリジナル品種です。


気品のあるスイートピーの紫の中に、新潟から届いた季節はずれの珍しいスズランの白を散らしました。アクセントに加えたのはスズランの葉のグリーンのみ。シンプルだけれど、さりげなくしゃれた雰囲気で、手土産に程よいカジュアルさに仕上げました。

【使用花材】
スイートピー みやびのかなで
スズラン

贈り花のヒント
スイートピーは比較的花持ちがよいので、贈り花にぜひ利用していだたきたい花の一つです。単色のほか、濃淡のぼかしが美しいものや、絞り柄の品種など個性的な花色が出回ります。茎につく花の間隔が空きすぎているとボリューム感が出しにくいので、花が密についているものを選んでください。

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