【作り方】
1:手長えびは縦半割りにする。ホールトマトは種を除く(汁は使わない)。にんにくとパセリはみじん切りにする。赤唐辛子は中の種を除く。パスタをゆでるたっぷりの湯をわかす。盛り皿は使う前に温める。
2:パセリの葉を摘み取って細かく刻み、水に1~2分ほどさらす。パセリの風味を軽くする。
3:2を茶こしなどにあけ、ふきんに移してきつく水気を絞る。パセリ1/2本分の葉で約大さじ1量に。
4:フライパンを十分に熱してピュアオリーブ油小さじ2を入れ、手長えびを殻を下にして加えてフライパンをゆすりながら強火で焼きつける。フライパンを傾けて下端にピュアオリーブ油小さじ2、にんにく、赤唐辛子を加えて弱火で炒める。
5:パスタをゆで始める。ここではパスタの袋の表示より2 分短くゆでる。
6:4のにんにくが淡く色づくまで炒める。白ワイン、コニャックを加えて中火にし、煮立ててアルコール分をとばす。
7:パスタのゆで汁70ccと半量のパセリを加え、手長えびのみそをトングなどでかき出す。ホールトマトをちぎりながら加えて2~3分煮て火をとめる。
8:パスタのゆで上がりに合わせて7に火をつけ、パスタを加え混ぜる。ゆで汁50ccを加え、2分ぐらいぐつぐつと煮立ててパスタに味を吸わせる。途中でゆで汁を適宜たす。塩、エクストラヴァージンオリーブ油を加えて「ぐるぐる混ぜ」する。皿に盛り、残りのパセリをふる。
「アガペ カーザマナカ」オーナーシェフ、真中陽宙さんの『PASTA』は、基本のトマトソース、オイルソースからクリーム系、煮込みソース、ニョッキ、リゾットまで、パスタ料理全100レシピ収録の決定版。「ちょっとしたことだけど、とても大事」というプロのテクニックも余すところなく紹介しています。
真中陽宙(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/白根正治