——TAKAHIROさんが市原さんと岡田さんに相談されたことを具体的に教えていただけますか?TAKAHIRO:たくさんあったんですけど、明確に助けられたのは、殺陣ですね。刀を持つのが初めてだったので、構えだったり振り方だったり見せ方だったり、どうやったらリアリティや迫力が出るかを細かく教えてもらって。殺陣を経験されているお2人にいろいろアドバイスをもらって、ホントに助かりました。僕の殺陣の師匠ですね。
市原:いやいやいや、そんなおこがましいです(笑)。
岡田:おこがましいですよ(笑)。
市原:僕はずっと(TAKAHIROさんに)見とれていました。最後なんて、映画をご覧いただけたらわかるんですけど、壮絶な風貌になっているので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
岡田:類稀なる運動神経で、すぐに師匠を飛び越えていきました。
TAKAHIRO・市原:(笑)。
——空腹に耐えかね、虫を食べるシーンがありました。皆さんは、究極の状況になったら食べます?岡田:最近、昆虫食ってハヤッてきているので、あれは現代に必要な映像だと僕は思っております(笑)。
市原:気合入ってましたね。
岡田:実際も食べるんじゃないですかね。だって、えび食べた人もすごいなって思うんですよ。
TAKAHIRO:(ボソッと)なまこも。
岡田:最初に食べた人はすごいと思うから。
市原:なまこも(笑)。
岡田:そう、なまこもね。もっと開拓するべきなのかもしれないですね、もしかしたら。
TAKAHIRO:子供の頃って、けっこう虫も平気じゃないですか。大人になると、やっぱりちょっと引くというか、腰が引けるというか、自然と気持ち悪く感じちゃうというか。気合い入ってましたよ、岡田さん。
市原:(究極の状況になったら)食べれられると思います。好奇心旺盛なので。普通は食べないものも、自分が生き残らなければ何かを守りきれないかもしれないってなったときには、おいしくいただきます。
映画、ドラマ、舞台と様々な場で高い演技力を発揮。本作でも飄々と信長を演じ、TAKAHIROさん、市原さんと共に観客をも欺く。