重要文化財《道路と土手と塀(切通之写生)》 1915年 東京国立近代美術館蔵フランスの近代美術に追随するように発展した日本の近代美術史のなかで、初期から晩年まで自己の価値判断によって、自身の歩む道を選択し、独創的な画風を築いた画家、岸田劉生。
最愛の娘をモデルに究極の写実による油彩画を志した「麗子像」シリーズなど、それぞれの名作がどのように誕生したのか。
東京国立近代美術館からの約30点など全国各地から150点を超える作品を集め、基本的に制作年代順に展示することで、劉生の芸術を検証する。
2019年9月23日まで前期、25日から後期。会期中、一部展示替えあり。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2019年10月号掲載。
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