【作り方】
1:いわしの頭を左に置き、胸びれの下に包丁を入れ、斜めに一気に頭を切り落とす。
2:頭の部分を右に置きかえ、腹に切り込みを入れ、刃先で内臓を引き出す。
3:流水で洗う。腹の中にも指を入れ、残った内臓や骨についた血もきれいに取る。
4:腹から両手親指を入れて骨に置き、左右に指をすべらせる。
5:尾、背びれのほうまでしっかりと指をすべらせ、身を完全に開く。
6:尾の近くで中骨を折り、頭に向かい、はがすようにして取る。
7:手開きした6に薄力粉を両面につけて、薄くはたく。
8:フライパンにサラダ油を熱し、7の皮目を下にして中火で約2分焼く。こんがりと焼き色がついたら裏返し、約1分30秒焼く。
9:Aを合わせ、8に加えて(写真)フライパンを揺すりながら煮詰める。皮目からは味が入らないので、主に身側を下にしてからめ、煮汁がとろりとしたら火を止める。器に青じそを裏返して敷き、いわしを盛る。
主婦のリアルな料理の悩みを徹底的に解消した「和のおかず」のレシピ集。唐揚げ、しょうが焼き、さば味噌といった定番おかずから、ぶり大根や鯛のあら炊きなどの覚えておきたい基本の和食、今どきの和の味付けまでを網羅した充実の245レシピ。みんなが失敗しやすいポイントを踏まえ、丁寧に紹介しています。「和のおかず」作りに自信をもちたい人におすすめの1冊。
髙井英克・上田淳子・小林まさみ 小林まさる(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/広瀬貴子