10月6日(日)に「ドミニク・ブシェ トーキョー」で催されるスペシャルディナーのコースより、オマール海老の一品。子どもたちのアートとフレンチが銀座で出合う。一夜限りのハーモニー
2013年に東京・銀座にオープンした「ドミニク・ブシェ トーキョー」。パリの邸宅を思わせる居心地のよい空間で、洗練されたフレンチを楽しめる場所として、多くの美食家たちに愛されているレストランです。
お店を率いるドミニク・ブシェシェフは、「トゥール・ダルジャン」や「ホテル・ド・クリヨン」など、パリの名だたるレストランの料理長を歴任し、フランスのガストロノミー界を牽引してきました。
自然を愛し、フランス料理を愛するシェフは、彼ならではの繊細な感性を通して、フランス料理の楽しさや魅力を提案し続けています。
ドミニク・ブシェシェフ。日本を愛するシェフのレストランは、パリ、銀座のほか、金沢、名古屋にもある。「アール ブリュット」がテーマの一晩限定ディナー
そんなシェフの新たな試みとして、2019年10月6日(日)、銀座の「ドミニク・ブシェ トーキョー」で一夜限りのスペシャルディナーが催されます。ディナーのテーマは、「ART BRUT by Dominique Bouchet」(アール ブリュット バイ ドミニク・ブシェ)。
ところで、「アール ブリュット」という言葉をご存じですか?フランス語で、「生(き)の芸術」を意味するこの言葉は、既存の芸術や伝統的な枠組みを超えた次元で作られる芸術を指します。担い手はさまざまですが、一般的には、障がい者を示すことが多いようです。
パリでは今、この「アール ブリュット」を支援するムーブメントが起こっています。シェフもまた、アール ブリュットから生まれる豊かな創造性や多様な価値観に魅力を感じてきた一人。何か一緒に生み出すことができないかと考えたシェフがたどり着いたのが、障がいを持つ子どもたちによるアートと美食がハーモニーを奏でるディナーです。
野菜を見ながら子どもが描いた作品のひとつ。子どもたちの作品は、ディナー当日の店内に飾られる。野菜に触れた子どもたちが自由にアートを制作
障がい者が社会で輝き、貢献できる事業を展開する「CROSS TEAM」(クロス チーム)の協力のもと、スペシャルディナーに先立ち、子どもたちとワークショップを開催。フェンネルやロマネスコなど、見たこともない個性的な野菜に触れた子どもたちは大盛りあがり!野菜を筆代わりにしてペインティングしたり、思い思いの感性でまたとないアートを作り上げました。
食材を使ったアート制作に熱中するシェフ。アート×フレンチを堪能する特別な一夜
このディナーでは、子どもたちのアートに触発されたシェフが、自由な発想で食材と向き合って作り上げた、特別なコースを味わえます。ディナー当日には、シェフがパリから来日。店内に飾られた子どもたちのアートを前に、料理に込めた思いを語ります。また、子どもたちの描いた絵とシェフの料理を撮影した写真を使ったアートも、店内で鑑賞することができます。
シェフをはじめ、今、パリの人たちが大切にしているのは、楽しく、そして「おいしく」社会に貢献すること。子どもたちとシェフが織りなす唯一無二のハーモニーを味わいに、お出かけになってはいかがでしょうか?
ART BRUT by Dominique Bouchet
【概要】
■会場:ドミニク・ブシェ トーキョー東京都中央区銀座1-5-6 銀座レンガ通り福神ビル2階
電話 03-6264-4477
※電話にて要予約。
https://www.dominique-bouchet.jp/■日時:2019年10月6日(日)18時開場
18時30分開始
■コース内容7皿コース・ワインペアリング 4万円
または
7皿コース・ノンアルコールペアリング 3万5000円
(ともに、ウェルカムアペリティフ、税・サービス料含む)
※コース料金の一部が「CROSS TEAM」の活動費に充てられます。
■募集人数:26名※お1人での参加も可。