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料理長直伝の「バリニーズペースト」はデトックス効果のあるスパイスがたっぷり
ホテルのインドネシア料理の料理長・メッディ氏に地元のシーフードマーケットを案内してもらい、その後、レストランで料理を習うという楽しいアクティビティもあります。
立派なエビを買い求めるメッディ料理長
車で30分ほどにある、地元の人で大賑わいの「ガドガナンマーケット」へ。1.5mほどもあるキハダマグロやナポレオンフィッシュ、エビといったインド洋から水揚げされたばかりの新鮮な魚介がずらりと並び、地元の人たちが買い求めていました。「白いエビより黒いエビの方が弾力があっておいしい」といった説明を聞きながらマーケットを一周。
10種類ほどのスパイスを手早く炒めていく。食材に塗って焼いたり、炒め物に入れたりとさまざまな料理に用いる。
ホテルに戻ると、レストラン内のオープンキッチンでは料理教室がスタート。メッディ氏が「インドネシア料理の基本」というペースト作りを教えてくれます。 インドネシアで「薬のミカン」とも呼ばれている「コブミカン」や、デトックス効果があるとされるターメリックやコリアンダーシード、ブラックペッパー、生姜、ニンニク、エシャロット、唐辛子など10種類ほどのスパイスを炒め、さらにミキサーにかけて、料理に欠かせないバリニーズペーストを作っていきます。
どんな質問に対しても丁寧ににこやかに答えつつ、てきぱきと料理を進めていくメッディ氏。「これ、やってみますか?」と言って作業を手伝わせてくれました。ほぼすべてのインドネシア料理に、ターメリックなどのデトックス効果のあるスパイスが使われていて、食の面でも「浄化」が期待できます。