昨日に引き続き、本日も変わりダネの酢の物レシピをお届けしましょう。帆立と相性のよいオレンジ風味の「焼き帆立とパプリカのオレンジ酢」と、梅の酸味が魚介の臭みを抑える「たことブロッコリーの梅酢」です。
この2品も“吸い酢”を使います。吸い酢は、鍋にだし汁、薄口醤油、酢、みりんを入れてひと煮立ちさせ、火を止めて削りがつおを入れて冷ませばできあがり。汁もののように飲み干せるまろやかな味わいなので、お酢の酸味が苦手というかたにもオススメですよ。『必ずおいしく作れる 和のおかず』より髙井英克さんのレシピです。
【材料 2~3人分】
・帆立貝柱(刺身用) 5個
・パプリカ(赤・黄) 各50g
・オレンジ(1cm角に切る) 1/2個分
■吸い酢
・だし汁 300cc
・薄口醤油 大さじ1と2/3
・酢 大さじ1と1/3
・みりん 大さじ1
・削りがつお 2パック(5g)
【作り方】
1:吸い酢を作る。鍋に吸い酢の削りがつお以外の材料を合わせてひと煮立ちさせ、火を止めて削りがつおを広げるように入れる。沈んだらこして冷ます。冷蔵庫で冷やす。
2:吸い酢にオレンジを入れ、味がなじむまで冷やす。
3:焼き網を直火にかける。帆立貝柱の両面をさっとあぶり、一口大に切る。パプリカは焼きやすい大きさに切り、両面を軽く焼いて一口大に切る。
4:器に3を盛り、2を混ぜてかける。