脂がのって最高においしい。旬のさんまはやっぱりシンプルに塩焼きが一番ですが、「さんまを焼くと、どうしても皮が焼き網にくっついてしまう……」とお悩みではありませんか?
パリッと焼けた皮もおいしさのひとつですから、くっついて破れないよう、上手に焼きたいものですよね。そのコツを教えてくれたのが料理研究家の髙井英克さん。
実は、網にレモンを塗っておくと、クエン酸の作用で皮がくっつかず、すんなりと取り出せるのだそう! この場合、焼き網はあらかじめ熱しておかない方がいいようです。また、身離れをよくするため、焼く前に背側と腹側、中央に縦に切り込みを入れておくこと、焼く直前に塩をしたら、水分とともに旨みが抜けてしまわないよう、時間をおかずにすぐ焼くこと。これで、さらにおいしいさんまの塩焼きが楽しめますね。『必ずおいしく作れる 和のおかず』より。
【材料 2人分】
・さんま 2尾
・塩(粗塩) 適量
・すだち(2等分する) 1個分
・大根おろし、醤油、レモン 各適量