都(MIYAKO)通信 今世界の都では何がHOTなの――?! 毎週木曜&金曜日は、東京・京都・金沢・パリ・NY・ハワイの6都市から、現地特派員が最旬ニュースをお届けします。木曜・金曜更新。
都通信記事一覧へ>>2018年に催された「ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル」のうちのひとつであり、コオリナで開催された「Decadence」(デカダンス)では、ビーチの夜空を染めるダイナミックな花火がグルメナイトのフィナーレを飾った。参加すれば来年も行きたくなること間違いなし。秋のハワイを賑わすフードフェスティバル
(ハワイ特派員:土屋由美子)
地元産の食材を使った美食や地ビールなどが充実し、“フードツーリズム”がトレンドになっているハワイ。ハワイでのフードツーリズムを楽しむうえで、今最も注目されているイベントのひとつが、「ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル」です。この美食とワインの祭典は今年で9回目。楽しみ方や見どころを、詳しくご紹介します!
オーストラリアの有名シェフ、セルジュ・ダンセリューによる一皿。2018年の「Winederland」より。約120名のスターシェフが参加する一大フードフェスが今年も開催!
ハワイの美食家が待ち望んでいた、グルメの祭典の季節が今年もやってきました!
今回で9回目となる「ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル」は、117名のスターシェフ、選りすぐりの40のワインメーカー、トップソムリエやミクソロジスト(オリジナルカクテルのスペシャリスト)が一堂に会し、さまざまなイベントが催される、なんとも贅沢な食の祭典です。
ハワイはもとより米国本土からもトップシェフが集結。写真は2018年「Decadence」に参加したシェフたち。2019年の開催は10月5日スタート
ハワイ島(2019年10月5日)を皮切りに、マウイ島(10月18日~20日)、オアフ島(10月23日~27日)で開催されます。
各地のワインメーカーとコミュニケーションできる好機会。「料理界のアカデミー賞」とも呼ばれる「ジェームズ・ビアード財団賞」を受賞したハワイのシェフ、アラン・ウォンとロイ・ヤマグチが2011年に立ち上げたこのフェスティバルは、回を重ねるごとに内容がいっそう充実し、2018年には参加者数が1万人を突破。ニューヨークやサンフランシスコで開催されている、人気のフェスティバルと変わらない規模を誇っています。
フェスティバルで味わえる料理のユニークなプレゼンテーションも楽しみ。フェスの収益が食文化支援につながる
フェスティバルの収益は、農業、次世代の料理人育成、食育、サスティナビリティなど、さまざまな分野においてハワイの食文化を担う地元団体の支援に充てられます。