吸い込まれそうな瞳と独特の存在感。モデルとして活躍し、映画『リバーズ・エッジ』などにも出演。活動の幅を広げるSUMIREさん。素の自分と照らし合わせながら、役柄への理解を深める
WOWOWのオリジナルドラマとして制作され、放送されるや大人気を博した『殺人分析班』シリーズ。猟奇殺人事件に立ち向かう警視庁捜査一課を描く中で、冷酷な殺人鬼・トレミーは視聴者に鮮烈な印象を残しました。彼は、いかにして殺人鬼になったのか。その原点が、スピンオフドラマ『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』で明かされます。
トレミーこと八木沼雅人役は、古川雄輝さん。本作では野木直哉と名を変え、川崎のアパートで暮らしていますが、隣人・浅田吉佳が中学時代の同級生であることが発覚し……。野木と関わっていくことになる吉佳を、連続ドラマ初出演となるSUMIREさんが演じています。
吉佳は、「八木沼雅人と似た部分があると思います。社交性がないというか。でも、大切なもの……例えば動物だったり、お兄ちゃんだったりに対しては愛情みたいな思いが強いところもあったり」する女性だとSUMIREさん。それは、演じていて感じたそうで、現場には吉佳のイメージを固めすぎずに入り、「撮影を重ねて、吉佳ってこういう人間なんだなって、素の自分と照らし合わせつつ理解していきました」。