エンターテインメント

巨匠たちが才能を絶賛!『第三夫人と髪飾り』のアッシュ・メイフェア監督

2019.10.10

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クランクイン前の数か月間、映画の舞台となった土地で生活


ニューヨーク大学在学中に、「小説として発表しようと思ってリサーチしていた」という本作。それが映画という形になったのは、「映像、イメージは文化の壁を越えて人の感情を動かすことができる、より強力なメディアだなと思ったんです」。そして、「これを映画にしなさい、脚本にしなさい」と教授に背中を押され、脚本を執筆。そこから完成までには5年の歳月を費やすことになりますが、そのうちの数か月間をメイフェア監督は映画の舞台となる土地で生活することに。

「山あいの小さな村は、ペースがとてもゆっくりしていて、非常に自然と近くて。日の出とともに起きて日の入りとともに寝るという生活をしていて、静けさをすごく意識しましたし、時が広がっていくような感じがしました。もともとの脚本は長かったんですね。でも、その村の生活を経験して、かなりセリフが削られて短い脚本になりました。あまり言葉はいらないなと感じたんです。それは、何か月も村で生活をした成果だったと思います」



メイ役のグエン・フオン・チャー・ミーは「言葉に頼らず、感情を表せる子だった」。それもあり、「セリフをかなりそぎ落としました」。
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