温かい煮込み料理がフィットする季節になってまいりました。今日お届けするのはフランスの家庭料理、牛肉の赤ワイン煮込みです。
教えてくださるのは、銀座「マルディ グラ」の和知 徹シェフ。ツヤツヤと鳶色に輝き、とろみのついたレストランの味もいいのですが、こんなふうに、さらっと煮込まれたもののほうが、じつはフランス的なのだそうです。赤ワインは安いものでいいので、たっぷりと使うのがコツです。
難しいように感じるかもしれませんが、実は、鍋を火にかければ時間がおいしくしてくれる、素朴な料理。ぜひ、本場フランスの味をご家庭でどうぞ。『銀座マルディ グラのストウブ・レシピ』より。
【材料 作りやすい分量】
・牛バラ肉(ブロック) 800g
・玉ねぎ 小2個
・にんにく(皮付き) 2片
・マッシュルーム 5個
・トマト(完熟したもの) 1個
・ベーコン 50g
・オリーブの塩水漬け 100g
・ドライプルーン 6個
・タイム(生) 4枝
・赤ワイン 1リットル
・鶏だし(下記参照) 300cc
・サラダ油 大さじ1
・小麦粉、塩、黒胡椒 各適量
■鶏だし(作りやすい分量)
・鶏ガラ 1kg
・玉ねぎ 2個
・にんじん 1/2本
・にんにく 3片
・タイム 1枝
※オリーブの塩水漬けは種付きのまま使う。黒とグリーンをミックスしても、どちらかでも可。
※赤ワインはデイリーなものでよい。なるべく濃い味わいのものを選ぶ。