年間で手に入るにんじんですが、一般的な西洋人参の旬は9月から初冬にかけて。栄養価が高まるとともに甘みも増す時期です。
そんなにんじんの副菜として、すっかりおなじみになったのが「ラペ」。サラダとしていただいてもいいし、日持ちするので料理のつけ合わせにも重宝しますよね。フレンチの賢人・谷 昇シェフのレシピは一度ご紹介していますが、前回はヴィネグレットを使ったもの。今回はマスタードドレッシングを使った別バージョンです。
せん切りは包丁ではなくあえてスライサーを使って表面を凸凹にすることで、ドレッシングがからみやすくなります。ボウルにドレッシングを入れて、グチャグチャと音がするくらいよく揉み込むのもポイントです。『ル・マンジュ・トゥー 谷 昇シェフの ビストロ流ベーシック・レシピ』より。
【材料 3~4人分】
・にんじん 2本(320g)
■マスタードドレッシング(作りやすい分量)
・ディジョンマスタード 20g
・赤ワインビネガー 40cc
・塩 4g
・エキストラバージンオリーブオイル 120cc