花束をフレッシュな印象にしたい時、オレンジや黄に何を加えると良い？

12月20日の贈り花

新しい門出をフレッシュカラーのブーケで後押し

年内で退職する女性スタッフへに贈るブーケです。その方は、新年からはかねてからやりたいと思っていた新しい仕事に就くそうで、応援の気持ちも込めての贈り花とお聞きし、フレッシュな印象の花色がいいと思いました。

オレンジ色のラナンキュラスとバラ、オレンジ色がかった赤の絞りのカーネーションを選び、アップルミントやチョコレートゼラニウムなどフレッシュなハーブをたっぷり加えて束ねてみました。


フレッシュというイメージを伝えるには、オレンジ色や黄色に明るい緑を加えたビタミンカラーがいちばん効果的だと思います。今回は、お別れの贈り花でもあるので、軽快になりすぎないように、シックな花色も少し加え、大人っぽい雰囲気に仕上げました。

これまでの仕事を辞めて新しい仕事に就く決断をした女性に、私からの後押しの気持ちも伝わることを願っています。

【使用花材】
ラナンキュラス リナセティ、ディーニュ、ロイエール、ポンポンマルヴァ
バラ オリエンタルキュリオーサ
カーネーション ナポレオンレッド
アップルミント
チョコレートゼラニウム

贈り花のヒント
この時期はラナンキュラスの品種が豊富に揃います。花色がたくさんあり、どれもとても美しいので、花色合わせがとても楽しくなります。

バラのような花形のものや個性的な八重咲きもあり、ラナンキュラスだけを集めても変化のあるアレンジができます。ラナンキュラスは、ここ数年育種が盛んに行われていて、新しい品種が次々に登場しています。いままで見たことのないような珍しい品種もあるので、ぜひ贈り花に利用してください。

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