12月25日が誕生日の友人に、バイオレットの花を集めた贈り花

12月25日の贈り花

クリスマスが誕生日の友人に贈る冬のバイオレットアレンジ

12月25日が誕生日の友人に、クリスマス気分がまったくない花を贈って、純粋に彼女の誕生日を祝う気持ちを伝えたい、という複雑な気持ちのオーダーをいただきました。

そうですね、この時期の花屋はクリスマスカラーで染められていますものね。ちゃんと伝えないと、クリスマスアレンジのような贈り花になってしまう可能性も高いと思います。


今回はクリスマスの雰囲気とはまったく異なる、とちゃんと伝えていただいたので、あえて赤い花は使わず、この時期に集まる素敵なバイオレットの花を集めてみました。

ラナンキュラス、スイートピー、スカビオサ、チューリップ。花名だけを並べると、すっかり春の花ですね。どれもこの時期は品種が豊富に揃っているし、暖かい春より花持ちもよいかもしれません。

バイオレットといっても濃淡さまざまで、集めてアレンジすると、美しいグラデーションがエレガント。バイオレットをより引き立てるために、黄緑色のラナンキュラスを加え、アップルミントなどのハーブもたっぷり加えました。

手にしたときに、さわやかな香りを楽しんでいだたけるアレンジです。

【使用花材】
ラナンキュラス リナセティ、ポンポンシレンテ
スイートピー マロン
スカビオサ ユウセイ
チューリップ ミステリアスパーロット
アップルミント
チョコレートゼラニウム
サツマスギ（ヒムロスギ）

贈り花のヒント
12月は街のディスプレーがクリスマスカラーになり、赤や緑の色合わせに飽きている人も多いと思います。また、イルミネーションなどでビビッドな色もよく見るため、意外に目が疲れているかもしれません。

そうでなくても慌ただしい師走ですから、目にも心にも癒やし効果のある花色のギフトがおすすめです。

癒やし効果のある色といえば、バイオレット系の濃淡。落ち着いた雰囲気のアレンジを贈り、しばしゆったりとくつろいでいただきましょう。

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