ワインのお供や焼き菓子で人気のドライいちじくは、ねっとりとしたふくよかな甘みと奥深い味わいがジェラートにもぴったりです。今日はジェラートとイタリア菓子の教室「giglio」を主宰する齋藤由里さんのレシピをお届けしましょう。
材料には、乳脂肪分をいっさい使いません。齋藤さんいわく、いちじくの味をダイレクトに楽しみたいからとのこと。油脂は甘い香りが特徴で、室温でも固まるココナッツオイルを、もちもち感はタピオカ粉を選び、ジェラートらしい仕上がりにまとめています。
水が400ccも入りますが、甘みの強いお酒を加えるので結晶化しにくく、いちじくの粘り気も手伝って意外と作りやすいレシピです。齋藤さんの著書『おうちで作るイタリアンジェラート』より。
【材料 3~4人分】
・ドライいちじく 80g
・水 400cc
・タピオカ粉 13g
・ココナッツオイル 50cc
・ヴィンサント※(またはラム酒) 大さじ1と1/2
・ドライいちじく(飾り用) 適量
※ぶどうを陰干しして糖度を上げて作る、イタリア・トスカーナ名物のデザートワイン。