簞笥のきもの120%活用術 コーディネート提案からリメイクアイディアまで
母のタンス、娘のセンス母から受け継いだきもの簞笥をきっかけに、これからきものライフを始めたい。そんな30~40代の女性からのお便りが、このところ編集部へ多く寄せられます。祖母から母へ、母から娘へ……思い入れのあるきものや羽織、帯などを、今の時代に映えるように工夫しながら、お洒落に楽しむことは、 きものを礎としてきた日本女性にとっては不変的なテーマと言えます。そこで今号では、母譲りのワードローブを巧みに着こなしている達人たちにフォーカスしながら、スタイリッシュに見えるコーディネート術や旬の装いをつくる和装小物、この秋冬に持ちたいブランドのバッグをご紹介。
さらには編集部のセオリーに基づいた読者代表の方の変身ページもご覧いただけます。母のタンスを、娘のセンスでまとう───豊富なアイディアをお目にかけます。
〔きものSalonお誂え企画〕
美術館が楽しくなる 名画に描かれた動物をきものに海外の美術館で、有名絵画を鑑賞していると、美術書で知っているよりも、たくさんの情景や色彩、人物や動物が、丁寧に描き込まれていることに気づきます。 とくに魅力的な動物たちを、きものに映してみました。贅沢なオートクチュール作品をお楽しみください。 着る人/ 知花くらら