そのとき目にした、ワントーンでコーディネートされた洗練されたデザインのウェアに、これぞ「大人のゴルフウェア」と感動しました。従来のゴルフウェアとは一線を画したスタイル。
ただ……、お値段も一線を画したハイプライスです(笑)。
こんな素敵なゴルフウェアを着ることができるのはどんな方だろう?と思っていたときに、このコラムのお話を頂き、まさにピッタリお似合いになるに違いない家庭画報読者の皆さまに是非ご紹介したいと思ったのです。
あらためて、銀座のお店を訪ね、お話を聞いてきました。
特許技術・新素材を用いた高性能ウェアロロ・ピアーナは、長年、一族のライフスタイルとしてスポーツウェアの開発を手がけてきました。その製品開発のなかで培われた、スキー・セーリングにおける防風・防水性、クラシックカーレースで長時間の快適な運転を保証する機能性が、このゴルフウェアに活かされているのです。 メンズモデル。上から、キャップ3万8000円、ハイネックセーター13万4000円、ポロシャツ7万円、フードつきジャンパー22万円(すべて税抜き本体価格)。
レディースモデル。上から、キャップ3万7000円、ニット11万4000円、ポロシャツ6万7000円、フードつきジャンパー20万6000円、スカート6万6000円(すべて税抜き本体価格)。
アウターのジャケットやウィンドブレーカーは、ロロ・ピアーナ独自の撥水性のある「レインシステム®」、防風機能、肩の縫い目に施された熱融着シール加工による防水機能などの高性能な品質を備えています。驚きなのは、着用時に「シャカシャカ」という、あの擦れ合う音がしません!ボトムスには撥水性のストレッチコットンが使われています。 セーターは、直径わずか15.5ミクロンという最高級オーストラリア産メリノ・ウールを使用。触ってみると、普通のウールとは比べものにならない柔らかさで、しっとりとした肌触りでした。これにも撥水加工が施されています 。 ワントーンのウェアは、コーディネイトもしやすく、大人のペアルックも楽しめます。
スニーカータイプのゴルフシューズは、ゴムを使用した特許取得済みの履き口で、靴紐なしでも快適な履き心地。こんなお洒落な靴なら、そのままのコーディネートでゴルフ場の行き帰りの装いにも楽しめそうです。 ゴルフシューズ9万5000円(税抜き本体価格)。
小物も充実。シックで上品なアイテムが揃っています。ウェア同様、グリーンで映えそうです。
その中でも、目を引いたのがグローブ。非常に薄いアフリカ産キッドスキンを使用したなめし加工で、柔らかく吸い付くようなフィット感です。 グローブ4万1000円(税抜き本体価格)。
「私たちはロロ・ピアーナを最高級の素晴らしい製品を作るラグジュアリー・ブランドとして知っていたが、こんなにも高い機能性を持つものに変えるノウハウには驚いた。最新技術を取り入れた自然素材はプレーヤーの間で非常に好評だった。」ーーリチャード・ヒルズ ライダーカップ・ディレクター