症状だけでなく患者の好みも考慮し、保湿剤やうがい薬を選択する
保湿剤にはジェルやスプレーなど複数の剤形があり、味もさまざま。
岩渕先生は、症状だけでなく患者の好みなども考慮し、保湿剤やうがい薬を使い分けています。
「ドライマウスは逆流性食道炎や食道がん、風邪、インフルエンザ、うつ病などを引き起こすこともわかってきました。放置すると全身の健康にも悪影響をもたらします。口が乾くなどの自覚症状があるのなら、ためらわずに専門外来をぜひ受診してください」 Information
栃木医療センター
栃木県宇都宮市中戸祭1-10-37
- 栃木医療センター 歯科口腔外科 ドライマウス外来 〔主なスタッフ〕歯科医師1名 事務員1名 〔主な連携先の診療科〕内科、眼科など 受診を希望する場合は、かかりつけ医などによるドライマウス外来宛ての紹介状(紹介元の診療科は問わない)が必要。歯科口腔外科の初診を受診したうえで2回目以降にドライマウス外来(週1回)の診察となる。受診の詳細については病院のHP「外来診療/初診のご案内」と「診療科・部門/歯科・歯科口腔外科・小児歯科」をご覧ください。 外来診療/初診のご案内はこちら>> 診療科・部門/歯科・歯科口腔外科・小児歯科の詳細はこちら>> 〔費用〕保険診療(患者負担1~3割) ●神奈川歯科大学附属病院 口腔外科 TEL:046(822)8895(直通) かかりつけ医などによる紹介状(紹介元の診療科は問わない)を用意し、口腔外科外来に電話をかけ、岩渕先生の診療日を予約。 URL:http://www.kdu.ac.jp/hospital/
【参考情報】 ●ドライマウスに対応してくれる歯科医師・医療機関を探したいとき ドライマウス研究会(代表/斎藤一郎・鶴見大学歯学部教授)では、ドライマウスに関するセミナーや講習会を定期的に実施し、受講した医師・歯科医師には認定医証を発行している。同研究会では認定医取得者のリストを公開しており、ドライマウスに対応してくれる可能性が高い。 ドライマウス研究会「医療従事者リスト」 URL:http://drymouth-society.jp/
取材・文/渡辺千鶴 撮影/八田政玄
『家庭画報』2019年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。