お気に入りは、「本当の意味で家族が揃うシーン」だという染谷さん。「なんだかわからないけど踏み出した感じがするのが好きです」役じゃない部分でも心が動いた、窪塚洋介さんとのシーン
15年。それは、兄・シュン(窪塚洋介)が家を出て行ってからの年月。15年ぶりにシュンが戻ってきたシーンを、窪塚さんは「言葉を交わさなかったぶん、逆にたくさん通じ合うものがあった」と振り返っています。窪塚さんとの共演は久しぶりで、「役じゃない部分でも動かされたところがあって」という染谷さんは、「“この人、知ってる。けど、久しぶり”っていうのが、(麟太郎と)つながってしまって、より麟太郎の感情に拍車をかけたというか。驚きと感動と困惑もあり、それがいっぺんに湧き出てきた、そんなシーンでした」と話しました。
本作の撮影中に、「家族が動き出した瞬間みたいなものを何度か感じて、鳥肌が立ちました」という染谷さん。「台所ですき焼きを食べるシーンだったり」でそれを感じたそうで、「離ればなれになっていたものが少しずつ引き寄せられて、家族がまた始まりつつあるっていう瞬間」がそこにあり、「この感覚はぜひお客さまにも伝わってほしいなと思いました」。
「“家族ってこうだよね”とか“こんなにいい家族です”とか、そういう説教くさいものはなく、押しつけられるものでもないですし、何かを教えられるわけでもない。でも、家族ってそういうものだと思っていて。いろんな形の家族がありますけど、どんな形であろうと、存在しているわけです。それを提示して、自分の心のひだに触れてくる映画だと思いうので、ぜひ観てほしいですね。観終わったら、お腹がすき、そして誰かに電話をしたくなると思います」
染谷将太/Shota Sometani
俳優
1992年9月3日生まれ、東京都出身。2001年、『STACY』でスクリーンデビュー。12年公開の映画『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を日本人で初めて受賞する。近年の主な映画出演作に『3月のライオン』、『きみの鳥はうたえる』、『パラレルワールド・ラブストーリー』など。2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』に織田信長役で出演。
『最初の晩餐』
監督・脚本:常盤司郎
出演:染谷将太 戸田恵梨香 窪塚洋介 斉藤由貴 永瀬正敏
森 七菜 楽駆 牧 純矢 外川 燎
配給:KADOKAWA
11月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト
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【応募方法】
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