3.ジア
朝から食べられるブリトーは、スクランブルエッグ、コンテチーズ、黒豆、ポテト、ワカモレ(アボガドペースト)、チリソース。お好みでベーコン、ベジタリアン、ビーフ、ポーク、チキンを合わせられる。16€。アメリカ人シェフが作る本格的なブレックファスト
ニューメキシコ州サンタフェ出身で、アメリカ人とフランス人のハーフであるジャスティンがパリに来たのは、シェフになるためでした。3つ星レストラン「アルページュ」や「ヴェルジュ」などでガストロノミーの修業をしたジャスティン。
スキレットで焼かれた「ダッチ・ベイビー・パンケーキ」の「ベジタリアン」。マッシュルームやズッキーニ、山羊のチーズにオーガニック卵の目玉焼きをのせ、メープルシロップをかけて。16€。3つ星で修業したシェフが開いたブランチの店
パリには素晴らしいレストランが数多くあるのに、朝食に関してはバラエティに乏しく、アメリカのようにブランチをしっかり食べる習慣がないのを残念に思った彼は、自分ならではのブランチのお店を開こうと決心し、このお店を開きました。
季節の果物とメープルシロップの「ダッチ・ベイビー・パンケーキ」スイートバージョン17€。おすすめはブリトーやパンケーキ
季節の野菜を取り入れたブリトーや、スキレットでふんわり焼き上げたパンケーキなど、ボリュームたっぷりのブランチメニューが朝から午後までオーダーできます。
自家製グラノーラと季節のフルーツとギリシャ風ヨーグルト7€。奥にあるのは日替わりのベジタブルジュース5€。この日は、ビーツ、アップル、きゅうり、ジンジャー、オレンジのミックス。パンケーキは、ベーコンとコンテチーズ、目玉焼きがのったもののほか、マッシュルームにズッキーニ、山羊のチーズ、目玉焼きのベジタリアンバージョン、さらには、デザート仕様でフルーツを盛ったものもあります。いずれも、こだわりのメープルシロップの風味がきいています。
シェフの出身地サンタフェを思い起こさせるサボテンが迎えてくれる。昼時には、魚を中心とした日替わりの一品料理も加わり、狭い店内が連日満員になるほど、界隈で愛されています。2019年冬には、近くに、ランチとディナー営業のレストランもオープンするそうですが、朝食はこちらのお店で続ける予定です。
ZIA
22 avenue de Tourville, 75007 Paris
電話 +33 (0)1 44 18 90 71
営業時間 9時~16時(土曜・日曜10時~) ※食事は15時まで
定休日 月曜
https://www.ziaparis.com 大島 泉/Izumi FILY-OSHIMA
ライター、コーディネーター、通訳、翻訳者
東京生まれ、東京育ち。1989年にパリへ移住。現在はパリ郊外、サンジェルマン・アンレイ暮らし。