【作り方】
1:米は洗って約1時間半浸水させ、ざるに上げて水気をきる。土鍋にサラダ油を熱し、米をひびが入る程度まで炒める。
2:米が透明感を帯びてきたら湯を加え、絶えず混ぜながら沸騰させる。ここでは蓄熱のよい土鍋を使ったが、同じように熱をキープできる厚手の鍋でも。
3:沸いたら火加減を弱火にし、蓋をせず、ときどきかき混ぜながら、20~25分炊く。米がだんだん水分を吸ってふっくらした状態。水分が足りなくなったら熱湯を少し加えて、全体に混ぜる。
4:鍋底をかいたとき、底が見えるくらいになったら、鍋底から返して混ぜながら仕上げる。これでベースの白粥のでき上がり。この状態で小分けにして、冷凍保存することができる。
5:フライパンにベースの白粥、鶏スープを入れて温める。冷凍の白粥を使うときは、解凍せずにそのままフライパンに入れてかまわない。スープの量は仕上がりにあまり影響しないので、お好みで加減を。
6:沸いたらアクをすくい取る。
7:味をみて、塩でととのえる。器に盛ってトッピングを添える。
『「Wakiya一笑美茶樓」脇屋友詞のおいしい理由。中華のきほん、完全レシピ』では、人気の脇屋シェフが春巻き、ピータン豆腐 トーストのせ、バンバンジー、チンジャオロースー、ホイコーロー、麻婆豆腐等々、中華料理の定番45品を徹底解説。プロセスを細かく写真で追っているので分かりやすく、また中華鍋不要、火加減もほとんどが中火なので、作りやすさも抜群です。
脇屋友詞(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/日置武晴