本日お届けするレシピは、韓国料理の「オデンポックム」。韓国では、日本のさつま揚げに似た練りもののことを「オデン」、炒めもののことは「ポックム」というそうで、しょうゆにオリゴ糖、にんにくのすりおろし、そして粗びき粉唐辛子を組み合わせたヤンニョンの、ピリッと辛くて甘い味つけが絶妙です。
ご飯のおかずにもおつまみにも最高ですが、冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったりですよ。
生唐辛子の種を取るときは、先端を切り落として全体を軽くもみ、振り落とすせばOK。
輪切りや斜め切りは、輪の形を残したいので、この方法がおすすめです。もしきれいに取れなくても、切ってから水に放すと取れやすくなります。デパ地下等でもおなじみ、人気の韓国料理店「妻家房」総料理長・柳 香姫さんの『本当においしく作れる 韓国家庭料理』より。
【材料 2人分】
・さつま揚げ 4枚
・玉ねぎ 1/2個
・生唐辛子(赤・青) 各1本
・A [しょうゆ 大さじ1と1/2/粗びき粉唐辛子 大さじ1と1/2/オリゴ糖 大さじ1/にんにく(すりおろし) 大さじ1/2]
・黒こしょう 適量
・いりごま 大さじ1/2
・サラダ油 大さじ1
【作り方】
1:さつま揚げは1cm幅に、玉ねぎは1.5cm角に切る。生唐辛子は種を取って斜め切りにする。
2:Aは合わせてよく混ぜる。
3:フライパンにサラダ油を熱し、強火でのさつま揚げと玉ねぎを炒め、全体に油が回ったら2を加えてまんべんなく炒め合わせる。
4:汁気が少なくなったら1の生唐辛子と黒こしょう、いりごまを加え、ざっと炒め合わせ、器に盛る。
柳さんの著書『本当においしく作れる 韓国家庭料理』では、定番103品のレシピを紹介。ビビンバ、スンドゥブ、チヂミ、キムチチゲなど名店・妻家房の味がおうちでも再現できます。
柳 香姫(著)
定価:本体1,500円+税
撮影/髙橋栄一