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ほろほろとした口どけがたまらない。手作り和菓子「黄身時雨」レシピ

2019.10.26

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【作り方】

1:Aは混ぜ合わせておく。卵黄は茶こしでこす。小豆こしあんは12個(1個15g)に分けて丸める。
2:蒸し器の上段に乾いた布巾を敷き、その上にわら半紙を重ねて敷く。下段に水を入れて火にかけ、タイミングよく蒸気が上がるようにしておく。



3:耐熱ボウルに白こしあん(あんの水分によって量は加減する)を入れ、キッチンペーパーをかけて電子レンジ(600W)で加熱し、手につかない固さまで水分を飛ばす。一気に加熱せず、1分ごとにようすを見ながら加熱を繰り返す。目安は3~4分だが、あんに含まれる水分量や季節、電子レンジによっても異なる。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


4:3の白こしあんを250g計量し、別のボウルに取り分け(写真)、固く絞った布巾をかぶせて冷ます。
『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


5:卵を15分ほど固ゆでにし、水に5分さらしたら黄身を取り出し、バットの上にこし器を置いて、黄身がほの温かいうちに裏ごしをする。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


6:冷めた白あんの1/3量をこし器の網目に詰まった黄身と一緒にこし出し、手でよく混ぜる。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


7:6を残りの白あんと合わせ、よくもみ混ぜ、もう一度裏ごしをする。すぐ乾いてしまうので手早く作業する。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


8:7をボウルに戻し、Aを茶こしなどでふるいながら加え、粉が見えなくまるまでもみ混ぜたら、卵黄を小さじ1加え(写真)、さらにもみ混ぜる。固ければ卵黄を少しずつ加える。固さがちょうどよくなれば、卵黄は使い切らなくてもかまわない。加減しながら耳たぶくらいの固さに調整する。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


9:8の生地を計量して12等分にし、生地を丸めて平らにする。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


10:中央にあん玉をのせ、軽く握りながら、もう一方の手の指先であんを軽くおさえて包む。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


11:生地の口をすぼめ、しっかり閉じる。同様に12個包み、丸く形を整える。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)


12:準備した蒸し器に間隔をあけて並べ(写真)、露取り用の布巾で包んだふたをし、強火で5分蒸したら、ケーキクーラーなどに壊れないように取り出して冷ます。粗熱が取れたら乾燥しないうちに和菓子専用のケースなどに入れる。『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)






『初めて作る和菓子のいろは』では、初心者にも作りやすい和菓子から 和のおやつ、茶席の和菓子までを厳選、42のレシピを紹介しています。これだけマスターすれば和菓子上手と自慢できる、そんなテクニックと本当に美味しく作れるプロの配合をお教えしましょう。

『はじめて作る 和菓子のいろは』宇佐美桂子・高根幸子(著)
宇佐美桂子・高根幸子(著)
定価:本体1,500円+税
撮影/櫻井めぐみ
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