エンターテインメント

加藤和樹さんが城田 優さんと『ファントム』にW主演! 苦しく切ない愛を描く

2019.11.05

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加藤和樹

――城田さんとは、稽古前から『ファントム』に関するやりとりが結構あったのですか?


「彼は役者一人ひとりとのコミュニケーションをすごく大事にするタイプなんですが、僕が『怪人と探偵』の本番中だったので気を遣ってくれたみたいで、そんなにやりとりはしませんでしたね。1度、“いつから仕込み?”というLINEが来たので、僕が“今は本番中だし、ちょっと仕込めそうにない”って返信したら、“いや、ラーメンじゃなくて『ファントム』の仕込みの話”という返事が来ました(笑)。紛らわしいですよね、仕込みって。準備って書けよとか思ったんですけど(笑)」

――さすがは、家でスープからラーメンを作る加藤さん(笑)。加藤さんは、城田さんが演出することに対してどう感じていますか?


「すごいなと思います。演出家のほうが役者の何倍も大変じゃないですか。演者だけじゃなく、スタッフさんも動かさないといけないし、みんなから信頼されないと務まらない。思い返せば、昔から演出家的な目線を持っていた気がしますね。ミュージカル『テニスの王子様』で初めて共演したとき(2005年)も、こだわりを持って動きを作っていました。僕が初舞台で何もわからなかったこともあると思うんですが、“じゃあ、ここはこうしよう”とアイディアを出してくれて。そんなふうにクリエイティブな頭脳を持った彼が、僕らに今回どんな演出をするのか、同世代としても非常に興味があります」


 

――そのうえ、Wキャストとはいえ主演も務めるなんて、さらに大変そうです。


「大変でしょうね。彼とのWキャストはミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のティボルト役で経験していて、そのときの城田はロミオとティボルトを回替わりで演じていたんですね。でも今回は演出と主演。その頭の切り替えは、難しいだろうなと。城田には、そういう部分で頼りにしているところがあると言われているので、僕も全力でサポートしますし、みんなで全力でついていきたいです」

――加藤さんご自身は演出に興味はないのですか?


「無理です(即答)。自分のこともままならないのに、人のことを演出できる気がしません(苦笑)。もちろん、ここはもっとこうしたほうがいいんじゃないかなと思うことは僕にもあるし、気になるときは言いますよ。でも基本は演出家がつけた演出を役者が表現するということなので、僕なんかが口を出すべきことではないかなと思っています」
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