男性への贈り花にもぴったり！「春の紫」を束ねたブーケ

1月10日の贈り花

お誕生日の贈り花に春の紫を束ねて

東京で暮らす娘さんから、広島のお父さまに、誕生日の贈り花を。ダンディーでおしゃれなお父さまだそうで、花色は紫でとご指定いただきました。春の花というとピンクや黄色などがすぐに思い浮かびますが、素敵な紫も豊富にあります。

お父さまへの贈り花なので、今回はシックな濃いめの紫を選んでみました。フリル咲きのパンジーとスカビオサ、どちらも濃い紫に白が混じるバイカラー（複色）の品種です。アクセントに加えたのは、さわやかなスカイブルーのムスカリ。年末からこの時期にしか出回らない春咲きの球根花で、花色のアクセントになると同時に季節感ももたらしてくれます。


離れて暮らす娘さんからのバースデーギフト、お父さまはきっと喜ばれるだろうな、と思い、「ありがとう、花が届いたよ」と連絡を取り合う親子のシーンを想像したら自然に笑みが浮かんできました。

パンジーはこの時期の庭に欠かせない花ですが、切り花用に茎を長く栽培したものが出回りますが、生産者が多くないので、流通量は限られています。花色が豊富なパンジーを束ねるのはとても楽しく、この時期は欠かさず仕入れています。

【使用花材】
パンジー ミュール
アネモネ モナリザワインホワイト
スカビオサ プリティーパープル
ムスカリ

贈り花のヒント
切り花のパンジーが出回るのは、12月から翌年の3月くらいまでで、ボリューム感のあるフリル咲きの品種がほとんどです。庭で咲くパンジーと違い、茎の長さが30cmくらいなのでブーケにも利用できます。茎は柔らかながらフローラルフォームにもちゃんと挿せるので、バスケットなどにアレンジしてもかわいらしくておすすめです。ナチュラルな雰囲気に人気があり、幅広い年代層への贈り花に利用できます。

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