花業界で注目を集める宿根スイートピー「ブルーフレグランス」を使ったアレンジ

1月14日の贈り花

長年の友人同士で贈り合うバースデーの花ギフト

学生時代からの友人に贈る誕生日の花のオーダーをいだたきました。高校時代からのお付き合いだそうで、結婚し、離れた場所で暮らすようになってからは、お互いの誕生日に花を送る習慣をずっと続けているのだそうです。友情を花によって絶やさず、年々深めていくのはとても素敵なことだと思います。

じつは毎年このオーダーをいただいているので、これまでとは違う花、花色でアレンジをするように気をつけています。昨年はピンク系のかわいらしいアレンジでしたので、今年は少しクールな雰囲気にしようと考え、ちょうど入荷した淡いブルーの宿根スイートピーを使うことにしました。


この宿根スイートピーは、宮崎県国富町で生産されたもので、ブルーフレグランスという品種です。透明感のある花色が美しいだけでなく、甘くさわやかな芳香があることで、花屋さんの間で注目を浴びています。

美しいブルーの中に、個性的なピンクのコチョウランや濃い紫色のチューリップなどを加え、濃淡のコントラストをつけました。宿根スイートピーは、つるりとした葉やくるっと巻いたつるもかわいらしく、それらを加えるとアレンジに動きが出て、よりナチュラルな雰囲気になります。

来年も、再来年もお二人のよい関係が続いて、贈り花のオーダーをいただけると嬉しいです。

【使用花材】
宿根スイートピー ブルーフレグランス
ファレノプシス ファンメイスウイート
チューリップ ネグリタパーロット
ラナンキュラス ポンポンシレンテ
パンジー ホワイトライラック
ユーカリ

贈り花のヒント
ストーピーには一年草タイプと宿根タイプがあります。一年草のスイートピーは切り花用の生産が盛んで、花色も豊富に揃い、この時期に欠かせない花材ですが、宿根タイプはそれほど多くは出回りません。宿根スイートピーは、葉やつるもついた状態で出回り、マメ科特有の丸みがあるつるりとした葉や繊細なつるもアレンジに利用できるのも大きな魅力です。ナチュラルなアレンジには、宿根スイートピーをぜひ利用してみてください。

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